平成19年12月31日(月曜)

「目覚めれば 世界一変 大晦日」

朝目が覚めてみたら、昨日までは雪の無かった景色が一変して雪が積もっていた

やはり雪国は雪のない大晦日では何となく寂しいと思っていたらしっかりと雪が積もってくれた

「あたふたと みそかの用意 雪化粧」

そう、大晦日らしい雪化粧をあたふたと用意して間に合わせたという風情だ

「お悔やみに 出かけるときの お清めか」

友人の死亡を聞いて大晦日の日

雪が急に降ってきて初の大雪となった中

私は友人のお悔やみに横須賀まで出かけるために新幹線ホームにやってきたら

新幹線の線路に消雪用の地下水が

まるで私の行く手を清めるために、お清めの水をまいてくれているようだ

「正月を 山盛りにして 売りさばく」

正月用品やしめ縄が山盛りにして店先で売られていた

「ひっそりと 飾られる球 歴史有り」

東京駅の脇に安置されている橋塔の頭部だ

なんでも外堀アーチ橋塔の頭部だという

「年内は 夜九時までと 張り紙が」

大晦日の日は早くお店が閉まってしまうのだろうかと思っていたら

このビルに入っている本屋さんは大晦日でも夜九時まで開いているという

便利と言うべきか、季節感がないというべきか

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