平成20年06月24日(火曜)

建設業者は悲鳴上げ

いろいろなお客様と毎日お話ししている

そして、いろいろな業種の方とお話しする

そんな中で、最近特に聞こえてくる話が

建設関係のお客様からの悲鳴に近い言葉が増えている

仕事がないという

また、何でもかんでも入札になって価格破壊が起きている

しかし、県の公共事業に関して言えば

先日県知事が最低入札価格を引き上げるというような話をしていたが

それでも大変なようだ

そういえば我々税理士会もおかしな話が出始めている

無料納税相談会など今まで税理士の社会貢献としておこなってきたことや

いろんな税理士が協力してきたことなども今度は入札になると言う

どういうことかと思ったが、とにかく行政は何でもかんでも入札という形式を取ることが求められているようだ

そんなこと言うなら税理士会が入札に応じなければいいじゃないか、という意見が出そうだが

そんなことすると税務行政としてもいろいろトラブルが増えて困るという話になる

だから税理士会が入札に応じて落札して欲しいということなのではないかと理解する

そんなことは以前から判っていたことで、だから税務行政庁と話し合いで歩調を合わせてやってきたわけだ

だが、それは談合の温床という意味だろうか、とにかく良くないということで入札という形式が導入される

すると、落札価格が問題になる

落札価格と言っても何社も入札に参加するということではなく、結局税理士会だけが入札に応じるというか

それ以外に現実的には対応できるところはないのだから税理士会が昨年並みの価格で落札しようとしても

行政はその価格ではダメだなどという話が出る

結局無理矢理の値下げを押しつけられているという図式が見え隠れする

ま、私には判らない世界の話だから、あまりいい加減なことは書けないが

何でもかんでも入札にすればよいという話でもなさそうな気がするが

行政相手にものごとを進めると言うことは難しいものだと思った

 

話が横道にそれてしまったが

とにかく建設業者が悲鳴を上げはじめている

この先不安が募る話だ

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