平成20年08月27日(水曜)

生ライブを見よう

今日は診断士の法定研修と言うことで東京にやってきた

会場は飯田橋、あまりこの駅は降りることがないので駅から会場への途中面白い建物を見つけた

近代科学資料館と書かれている

少し研修会開始まで時間があるので寄ってみた

なんとノイマン式の初期ファコムコンピューターが展示されていた

もっともノイマン式というのは今のコンピューターほとんどがそうなのだが

真空管とトランジスタをつかった年代物のコンピューターだ

CPUは文字数1700文字とかと書かれている

そう、昔は記憶容量がすくなくて、プログラムを組むときは

いかに少ない文字数でプログラミングするか苦労したことを思い出す

研修会場では東京の診断士を対象としているから知っている人が誰もいない

最近は法定研修と言うことで、とにかく法定時間の研修を終了しなければ登録更新ができなくなっている

だから、研修時間が足りなければ、あちこちの研修に出掛けなければならないのだ

ま、無事研修が終了して5時

このまままっすぐ帰っても良いのだが

せっかく東京に出てきてまっすぐ帰るのももったいないような気がした

そこで、東京でなければ体験できないモノは無いだろうかと考えた

それはライブだ

生のライブはその場でなければ体験できない

そこで飯田橋近辺というと何があるのかと思った

ふと思い出した、後楽園球場

私はあまり野球に興味はないので詳しいことは知らないしテレビで野球も見ない

しかし、ドームは大勢の人を集めて、まさにライブ「生」なのだ

ということで研修終了後会場に寄ってみて当日券が手に入れば入ってみようと思った

だいたい今日、東京ドームが開場しているのかさえも知らないのだ

会場に到着した

大勢の人がいる

ということは何かやっているということだ

当日券売り場に寄ってみた

なんでも巨人ー横浜のカードが組まれているという

切符は1塁側は売れ切れになっていたが

3塁側ならあるという

どうせ見るなら一番良い席が良かろうと内野席を求めた

会場内に入ってみた

ひとであふれていた

自分の席がわからない

係の人に案内してもらった

狭い、荷物をイスの下に置いてお弁当を買い求めに行った

子供連れが多い

若いお嬢さんがパッと手を挙げる

何だろうと思って見ると背中にビールのタンクをしょって販売しているのだ

しかし、このお嬢さんもだんだん時間が経つと

指にお札を何枚も絡ませて「売れているぞ」という雰囲気で手を挙げる

どうもお札を何枚も手に挟んで見せている姿は「やまとなでしこ」という世界からは遠い

一塁側外野席というか

ちょうど私の真向かいの席が応援団席のようだ

その席にはラッパや太鼓が打ち鳴らされている

しかし、わかったことがある

応援は攻撃側だけがするということだ

守備についている側の応援はしない

これはTVを見ているときはわからなかった

やはり現場に来てみないとわからないものなのだ

報道のカメラがズラーッとならぶ

一体何社来ているのだろうか

この選手は構えが日本刀のような構えで特徴あるから私も小笠原選手ということくらいは知っている

スパーンと気持ちよくホームランを打っていた

なんとなく会場にいると集中して打ちそうだという雰囲気が伝わってくる

選手交代の合間にいろいろと観客を楽しませてくれる

なにやらバズーカ砲のようなモノを持ち出して

観客席に景品を打ち込んでいる

試合は結構面白かった

なにせ隣の親子がいろいろ場面場面の説明をしているモノだから

私にも聞こえてくる

ここでバントするぞというと

確かにその通りになる

だからわかりがよいのだ

そして、ついに代打に出た選手がすごい

一発カポーンとホームランを打つのだ

もう会場内は大変

回りの観客は首に巻いたタオルをもって立ち上がって振り回していた

だんだんと巻き込まれて行くのだ

見上げると3階席は急勾配で怖そう

脇を見たら記者席なのか

外国の人もいたようだ

TVモニターがついていて、記者の人はモニターを見ている人が多いようだ

およそ3時間ちょっとの試合時間で、結局巨人がうまく勝ちを取った試合だ

見ていると、子供たちを積極的に球場の中に招き入れている

選ばれた子供たちが球場の中で一緒に参加するようにいろいろなプログラムが組まれている

子供たちを大切にしているという雰囲気がした

終了した後、外に出てみるとやはり大勢の人であふれていた

隣の遊園地のあかりも少なくなっている

今日は結構面白い経験をすることができた

何事も「ライブ」を見ることの必要性を感じたしだいだ

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